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記憶と心象風景 – Memory & Imagined Landscape

私たちの記憶は、どこから生まれて、どうやって忘却と創造を繰り返して、今、「記憶」と呼びたいものへとまとまっていくのだろうか。そんな「記憶」をキーワードとしたイベントが、SuperDeluxeで開催される。 ハンガリー・ブダペスト、セルビア・ヴォイヴォディナ自治州、ロンドンの現代の映画監督の短編上映と、ロンドン在住の映像作家・尾角典子とドラマー門奈昭英 (BO Ningen)によるオーディオヴィジュアルユニットOvOによるフィルムフッテージを使用し「記憶」というものに焦点をあてたライブパフォーマンス、石井順也のダンスとKohhei Matsuda (BO Ningen)の音楽による「心象風景」を […]


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『フィーリングス・アー・ファクツ 〜イヴォンヌ・レイナーの生涯〜』

© Jack Walsh イヴォンヌ・レイナーについてのドキュメンタリー作品、『フィーリングス・アー・ファクツ 〜イヴォンヌ・レイナーの生涯〜』がダンサーとダンスでの「老い」をテーマにした京都造形芸術大学の共同研究プロジェクト「老いを巡るダンスドラマトゥルギー」の公開研究会において日本で初めて上映される。ポストモダンダンス、コンテンポラリーダンス、そしてダンスと映画/映像の関わりについて考える際にも重要な存在であるイヴォンヌ・レイナーは、2006年以来ダンスにおける「老い」を実験的なテーマとしてダンス作品を作り続けている。 ダンスにおける老い(エイジング)が、見る人によって変わるパフォーマティ […]


第9回恵比寿映像祭&TPAM2017

  2月10日に東京都写真美術館で開幕した第9回恵比寿映像祭、続けて開幕したTPAM(国際舞台芸術ミーティングin 横浜2017。中でも、映画/映像とダンス/パフォーマンスの間に引かれていた境界線を軽々と飛び越える、新しい表現への挑戦に注目したい。 TPAMでは、タイを代表する映画監督、アピチャッポンウィーラーセタクンによる『フィーバー・ルーム』が日本で初上演される。これまで映画・映像作品で全身に絡みつくアジアの湿度を観客の身体に刻み、精霊のような「何か」を画面の背後に潜ませていたアピチャッポンが、今度は“劇場”を舞台にどんな夢をみせてくれるのだろうか。     […]

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「アズミ・ハルコは行方不明」(c)2016「アズミ・ハルコは行方不明」製作委員会

「第29回東京国際映画祭」開催! 

いよいよ10月25日に開幕する第29回東京国際映画祭。 今年の必見若手日本人監督作品といえば、コンペティションにノミネートしている『アズミ・ハルコは行方不明』(2016、松居大悟監督)。 これまで『アフロ田中』『ワンダフルワールドエンド』『私たちのハァハァ』など、30歳にして既に6本の長編作品を発表、テレビドラマや舞台などでも活躍目覚ましい松居大悟監督の新作となれば見逃せない。 日本映画スプラッシュでは、初監督作なのに熟練感すら漂った『ディアーディアー』の菊地健雄監督の第2作目『ハローグッバイ』も期待大だ。             ワ […]