Rising Indies! in Tokyo

10月 31日(土) – 11月 3日 (火・祝), 2015
料金：1,200円
会場: アテネ・フランセ文化センター、映画美学校、イメージフォーラム３階

Organized by Happy Tent
In collaboration with Los Otros Films
Curated by Chizuru Usui & Shireen Seno
Supported by The Japan Foundation Asia Center
http://www.facebook.com/HappyTentJapan

赤子をさらった中年女性、いけない遊びにふける若者、くつろいで歩き回る軍士官候補生、ぼんやりした面持ちのガイド…。フィリピンの未開のジャングルを舞台に各々が繰り広げていたゲームに、いつしかジャングルそのものも加わる。これまで100 以上の映画祭で上映され数々の賞に輝いたS.A.サンチェスによる本作は、ベネチア国際映画祭のパオロ・ベルトリンによって「必見の“映画的U.F.O”」と評された。

自分はアメリカ人の子なのだと信じ、辞書を読むことでアメリカの言葉を学ぼうとする青年。ユーモアたっぷりに、言語、植民地、ナショナル・アイデンティティーという大きなテーマを描く本作はFID マルセイユ、山形映画祭アジア千波万波はじめ世界中の映画祭で上映。ラヤ・マーティンやジャン・トレスらの作品で撮影も務めるルンベーラの魔術的な映像美が溢れている。

【ジャン・トレス短編作品】★監督来日！★

共催：イメージフォーラム
料金：1,200 円、イメージフォーラム会員1,000円、ラウンドテーブルもご鑑賞いただけます

フィリピンとそのディアスポラから生まれた実験映画・ビデオ作品のハイライト集！　革新的先駆者ロックスリーからフィリピン映画界を率いる若手ラヤ・マーティンやジャン・トレス、現代美術で紹介されることの多いヤソン・バナール、タッド・エルミターニョ、マルサ・アティエンツァ等、この30 年のフィリピン映像作品傑作選。

１『クスリ』 DROGA!／ミコ・レベレザ　Miko Revereza／2014, 7 min
２『むかしむかし』 Once Upon A Time／メル・バカニIII Mel Bacani III／1990, 4 min
３『ABCD』ABCD／ロックスリー Roxlee／1985, 5 min
４『なぞなぞ：男の叫び』 Riddle: The Shout of Man／R.J.レイラン R.J. Leyran／1990, 3 min
５『夜に独特なこと』 Very Specific Things at Night／ジャン・トレス John Torres★監督来日！　　／2009, 4 min
６『ジョニー・クロール』 Johnny Craw／ロックスリー／1986, 7 min
７『チョップ・チョップ・ファースト・レディ＋チョップ・チョップ・ファースト・ドウター』 　　　Chop-Chopped First Lady + Chop-Chopped First Daughter／ヤソン・バナール
　　Yason Banal ／2005, 2 min
８『時間遡行情報伝達論』 The Retrochronological Transfer of Information／
タッド・エルミターニョ Tad Ermitaño／1994, 10 min
９『アルス・コロニア』 Ars Colonia／ラヤ・マーティン　Raya Martin／2011, 1 min
10『クラス写真』 Class Picture／ティト＆ティタ　Tito & Tita／2012, 5 min
11『アニート』Anito／マルサ・アティエンツァ　Martha Atienza ／
2012, 8 min
12『私たちのではない月』 the moon is not ours／ジョン・ラザム　Jon Lazam／2011, 4 min
13『錆 Rust』 セサー・ヘルナンド、エリ・ギエブIII、ジンボ・アルバノ／Cesar Hernando,
Eli Guieb III, Jimbo Albano／1990, 7 min

【ジャン・トレス短編作品】
『ルーカス・ザ・ストレンジのルーカスについての研究』
Study on Lukas in Lukas the Strange ／ジャン・トレス　John Torres ／2012, 4min

『民主主義なんて気にしない、欲しいのは愛と夢と多面性』
We Don’t Care for Democracy, This Is What We Want: Love and Hope and Its Many Faces ／ジャン・トレス　John Torress ／2010, 11min

世界をまたにかけ活躍しているフィリピンのインディペンデント映画監督、プロデューサーを迎え、その多様な活動の方法や国際的なファンドレイジング、発信方法について議論します。
会場からの声も交えて、これからの映画制作について話したいと思っておりますので、作り手、上映者、配給などに携わる方ももちろんですが、これからインディペンデント作家として作品を制作し発表しようと考えている方々のご参加をお待ちしております！
＊日英逐次通訳

作品詳細は11月1日15:00-を参照。ジャン・トレス短編はありません）
★シリーン・セノ、ジャン・トレス監督来日！★

“消えたい”と願って田舎から出て来た若い娘。ある舞台作品に出演した後、娘は車から消えた。そして、ひとり、またひとりと消えていく…。その実験的な手法で知られるラヤ・マーティンは、若くして既に監督作は短編も含めると20 本を超え、世界中の映画祭で高い評価を得ている。フィクション、ドキュメンタリー、短編、インスタレーションと表現スタイルも多岐に渡る。